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はてなのリソースをちょっとだけ消費するチラシの裏

Mastodonの構築ってめっちゃ勉強になるよ、っていう中身のない話

マスコミが一時ぶわっと盛り上がってすぐに一発屋芸人のごとく忘れ去られた存在になって久しいMastodonですが、私もおひとり様インスタンスを立てて放置細々と独身生活をしてます。

mst.idsdt.com

GMOさんのVPS"ConoHa"の2GBプランで稼働してますが、ブロックストレージが50GBしかないので外部インスタンスからの画像データなど(メディアデータ)でディスクを逼迫しないようオブジェクトストレージも併用してるので、毎月のコストは

  • VPS2GBプラン=\1,750/月
  • オブジェクトストレージ100GB=\450/月

合計\2,200/月かかってます。まあ学習コストだと思ってるのでこれぐらいなら自費でもどうでもいいレベルですけどね。

オブジェクトストレージはコンテナ複数作っておけば他用途にも転用できるので(仕様上R/Wは低速ですが)コストパフォーマンスは決して低くないと思います。

www.conoha.jp

2017年12月5日現在Githubで公開されているv2.0.0では、ConoHaオブジェクトストレージでも採用されているOpenStack Swiftにも対応しています。

Dockerを使用して1ノードで構築する流れは、ざっくりと下記の通り。

  • VPS立てる(セキュリティ設定とかアップデートとか)
  • SMTPサービスを外部から借りてくる(SparkPostとかなら無料で何とかなる)
  • Docker,Docker-compose,Nginx,Gitをyumとかでインストール
  • GithubmastodonリポジトリにあるDocker-Guide.md見たり先人たちの知恵を必死でググりながらインストールする。トライアンドエラー

github.com

あとは自分だけアカウント登録して他のインスタンスの人々をリモートフォローすればあなただけのひきこもり部屋一人暮らし部屋のできあがり!

もし他の方に自分のインスタンスを使ってもらう場合は、事前に他のインスタンスの規約などを参考にしながら自インスタンスの運営規約を作っておきましょう。(これがめんどくさいから今のところ他の方に自インスタンスを公開していないというのもある)

サーバ構築から日々の運用管理やSLAの策定まで、1つのシステムに関する構築運用プロセスの一連の流れをライトに触れられるので、インフラ初心者の方はMastodonインスタンスを作ってみてはいかがでしょーか?

(くれぐれも海外からの攻撃にインスタンスが乗っ取られないよう、事前のセキュリティ設定にはご注意を)